こんにちは、強羅公園 まえちです。
開園時には晴れていた強羅地区も現在は雨が降っています。
もう7月も終わりですね。梅雨入りから“これから長雨が続くのかー！”と思ってから随分早かった気がします。夏休みシーズンに突入です！
本日は虫の話を少し・・・
園内作業をしていると、様々な虫に出会います。それらは益虫(何かしらの利益をもたらせてくれる良い虫)だったり害虫だったり。
よく見かけるテントウムシもナナホシテントウやナミテントウ(黒に赤点が２つ)はアブラムシを食べてくれる益虫ですが、点々の多いテントウムシダマシなどは植物を食べてしまう害虫にあたります。
この時期そこらじゅうで見かけるカナブンは無害ですが、よく似たコガネムシは幼虫・成虫ともに植物を食い荒らす害虫。
園芸や農業をやっている方にはおなじみのゴマダラカミキリ(黒い体に白い点々のカミキリムシですね)は幼虫が幹の内部を食害、成虫も枝や葉を食べてしまい、樹勢低下の一因になっています。
ゴマダラカミキリの成虫を見つけ次第補殺していますが、おかげで見るのが嫌になるほど苦手になってしまいました・・・
最近いろんなところで見かける小さく不思議な物体がありました。
調べてみると「優曇華(うどんげ)」と呼ばれるもの。カゲロウの卵です。このカゲロウとは生きた農薬と言われる、害虫を捕食してくれる益虫です。
「優曇華」の名の由来が面白いので是非調べてみてください^^
現在強羅公園では、コロナウイルス感染予防対策としてカフェとお茶室・クラフトハウスでは入店人数・体験人数の制限をしており、熱帯植物館は入口と出口を分けて混雑回避にご協力をいただいております。
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